注意しなければならないのは2階の床です。
最初に貼った30mm厚の杉板に直接仕上げ材を貼るわけにはいかないので、
根太材を流してからその上に、合板→フローリング材と仕上げていきます。
吸音、緩衝材として4mm厚のゴムを根太の下にかまします。
これはかなりの効果があります。1階への音がかなり低減されます。
また2階の床を歩いたときに、心なしかやわらかい感じがして、非常に居心地が良いと思います。
この45mm厚の根太の間に電気の配線を通します。
またさらなる断熱、遮音効果を期待し、一般の断熱材を充填していきます。
★通常の住宅ではこのような仕様はあまりありません。
このような施工は、一般住宅より2〜3倍の手間が、かかりますが
その分、造り手住み手にとっては心に残る、よい家になると思います!!
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1階の断熱材は発砲ウレタン系の床断熱材を
使用しています。
捨て床を12mmの構造用合板で敷き詰め、
その上に仕上げのフローリング12mmを貼ります。
色は、ライトチェリーで非常に明るく天井の杉材と
非常によくマッチングしています。
7月中旬、水道配管の床下工事。洗面所やトイレ、キッチンなど。
屋根は、カラーベストですが、あまり見られないデザインのものです。
造作材を作業所内で加工しているところです。
内法材種は杉の乾燥材です。
2階内装工事の様子。
左は、トップライトが設置された部屋。
真ん中は、南面の洋間2部屋。
右は、小屋裏部屋への入り口。
暑い中、大工さんも一生懸命仕上げフローリングを貼っています!
また、天井のボードもほぼ張り終えています。 8月9日現在
国産杉板厚み30mmは2階床に貼りますが、
それがそのまま1階の天井でとして見えます。
(一部除く)
洋間、和室共に構造体と共にあらわしとなっている様子です。
水周りのフローリングは、他の洋間とは違う種類のもので、
貼りわけています。
撮影 コメント K-Haga
1階の一部分は、打上げで杉板を貼りました。
その様子を写しています。
玄関ホール天井、和室とLDKのそれぞれの天井。