この物件の加工は北米カナダで行われました。
私も、カナダへ渡り向こうのビルダー達と一緒に汗を流し、
加工(日本で言う刻み)に精を出しました。
終了後、船で一路日本へ。
前面道路が非常に狭い為、敷地への材搬入には、非常に苦労しました!
程よく土台、根太を敷き、その後床合板を貼ります。
加工された木材をそれぞれ順番どうりに並べ、まずは、敷地内で地組みを
行います。
最高高さが8mほどあるので、地組みも非常に大変な作業です。
レッカーを使用し、ひとつの列ずつ起こしていきます。
巾、高さ共にビックサイズなので、起こす時には細心の注意が必要です。
日本ではあまり見られない建て方の方法ではありますが、北米スタイルの
ダイナミックなところと言えるでしょう!!
また、今回はすべてが大断面材(200×200mm)によるオール通し柱
なので、1本1本建てる建て方スタイルでは、逆に非常に危険で、また
作業効率も落ちるでしょう。
そのようにしながら、土台敷きから数え、およそ3日程かけ上棟まで
こぎつけました。
一番右下の写真は、建て方にたずさわった職方さんとお施主さんを
囲んでのスナップ写真です!!
こんな建築スタイルを我々開拓工房は、推奨していきたいと考えています。